家族の状況に合わせて選ぶなら「アプリ型」と「カメラ型」見守りサービス、どちらがおすすめ? メリットとデメリットで比較
2022-07-20■ 自分や家族に合った見守りサービスの選び方
アプリを使った見守りサービスは手軽で月額が安い種類も多いため、最近ではスマホを持っているかたが気軽に利用し、幅広い層に浸透してきました。使いやすさや見やすさ、利用料の安さ、継続のしやすさなどから、見守りを始める「きっかけ」にもなっているようです。
費用の安いアプリ型は手軽で便利ですが、カメラ型やセンサー型などの安否確認を行える見守りサービスと比べて、物足りなさから見守られる側が不安に感じることもあるかもしれません。
アプリ型とカメラ型、それぞれどんな方におすすめのサービスなのか、特長や使いやすさ、料金などをご紹介します。
■ 見守りサービスを利用するご家族の状況
見守る子世帯が離れた場所に暮らすご家族に対して見守りを始めたいと考える場合、
・日常生活に不安はないが、いざという時のため
・日常生活はできているが持病がある
・日常生活に少し不安がある
・第三者の介助を受けて日常生活を送っている
・ケガも多く通院もあり独居が不安
と様々な思いがあると思います。今現在、それほど健康に心配がなく日常生活も問題なく送れているご家族には、アプリ型とカメラ型の見守りサービスがおすすめです。
→ 各種見守りサービスの比較について、こちらの関連記事も参考にしてみてください。
■ アプリ型見守りサービスのメリット
アプリ型はスマホがあればアプリをインストールして、その日から使うことができる手軽で月額も安い見守りサービスです。
電話をかけてもご家族がなかなか気づかずに出てくれない、前回連絡をしてから数か月経ってしまった、など「日常的に気軽に連絡を取りたい」といった要望に応えられる「コミュニケーションツール」としての要素の強いサービスです。
アプリだけでは使える機能が少なかったり、月額が安いゆえに「フル装備の見守り」としては物足りない部分もありますが、「コミュニケーションツール」としてまずは比較的安価に見守りを始めることができるので、とても便利です。
テキストを打ち込むコミュニケーションツールと比べても「文字を打つのが大変」「返信が読みづらい」といった「使えないから使わなくなる」放置による見守りの中断も起こりにくくなります。
機器を使ったサービスと比較して月額が安いことも大きなメリットです。
◎ こんな人におすすめ
・意思の疎通はでき、比較的健康に暮らしている
・スマホを持っていて難しい操作でなければ使える
・持病があって少し心配
・毎日電話する時間がない、電話をしても出てくれない
・最近、自宅でケガをした
・安価に見守りを始めたい
通知に返信するだけで安否確認できるものや、歩数計測、血圧が連携クリニックに通知されるなどの高機能なアプリも登場しています。ご家族のできる範囲で使いこなせる安価なアプリを選んでみてください。
■ アプリ型見守りサービスのデメリット
認知に不安があったり徘徊などの心配もある場合には向きません。深刻な介護や介助が必要な場合はアプリだけではなく、カメラを使った見守りサービスを利用すると安心です。
■ カメラ型見守りサービスのメリット
カメラ型は「見られている」と敬遠されるかたが少なくないサービスですが、第三者の介入なく家族間だけで見守ることができるので「知らない誰かに見られている」というストレスがありません。
◎こんな人におすすめ
・意思の疎通はできるが持病などがあり独居が不安
・スマホを持っているが使ってくれない
・家の中での事故やケガが多くて心配
・家族の日常をリアルタイムで見守りたい
・駆け付けなどの第三者の介入を望んでいない
電話がかかってくるとやっていることを中断して対応しなければいけなかったり、メールの場合はテキストを打ち込んで返信する手間がありますが、カメラ型なら日常生活をそのままリアルタイムで確認でき、もしもの時はカメラを通じて対話もできるので、ご家族の生活に少しでも不安がある場合はカメラ型がおすすめです。
画像データや動画データの保存ができる機種がほとんどなので、いざという時も安心。
■ カメラ型見守りサービスのデメリット
見られていることにストレスを感じてレンズの蓋を閉じてしまったり、落して壊してしまうなど、アプリ型と比較して見守りが継続できなくなってしまうことが起こりやすいのが機器を使った見守りサービスのデメリットでもあります。
サービスによっては月額に追加料金(通信料)が発生するなど、トータルでみるとそれほど安価ではない場合もありますので、必ず契約前に料金設定を確認してください。
また機器を購入していると、別のサービスに切り替えたときに物理負担が発生し、使わなくなったカメラの再利用法がなく邪魔になってしまうことも考えられますので、月額定額制でカメラの返却ができる見守りサービスを利用すると便利です。
月額制のカメラ型見守りサービスはクラウド利用料も込みの定額制を選ぶと、通信量を気にせず、月額をおさえて安価でしっかりと見守りができます。
■ 普段からアプリを使ってスマホに慣れる!スマホに入っていると便利なアプリをご紹介
スマホを買ってあげても使わない、持ち歩かない、という場合「使い方がわからない」「使う必要がない」と思っている場合が多いのです。
高齢者に人気の健康管理やコミュニケーション、便利アプリを集めてみました。日ごろからアプリを使うことで、スマホに慣れて見守りアプリを利用することへの抵抗感も軽減できます。
▽エンターテインメント
・スマートニュース
最新のニュースからエンタメ、スポーツ、グルメなどの注目トピックスを手軽に購読できる無料アプリです。クーポンなども配布しているため、全年齢に広く利用されています。最新情報も速報などでいち早くわかります。
▽暮らし
・楽クラライフノート
銀行や証券会社の口座と連携させて資産と家計を簡単に管理したり、ご自身の思いの整理や離れた家族と情報共有ができる多機能なアプリです。情報共有をする家族を選択することもできます。これからのことが心配な中高年世代にとても便利です。
▽健康
・あすけん
若い世代にも人気の食事管理アプリです。量が食べられなくなったり、好みが変わるなどシニア世代の方はついつい食が偏りがち。日々の献立をアプリに記録し、カロリーや栄養バランスをグラフで確認できるので、健康に気を付ける意識づくりにもなります。
▽脳トレ
・みんなの脳トレ〜脳年齢がわかる脳トレ〜
観察力、判断力、記憶力、反応力、計算力などの複数のゲームが一つのアプリでできるので、思いついたときにできるのが便利。お子さんやお孫さんが帰省した際に一緒にやってみても楽しいアプリです。
▽医療
・EPARKお薬手帳
スマホから簡単に処方箋の予約が可能。好きな日時と店舗を選んで予約。薬局での待ち時間を軽減します。またお薬の登録や血圧、予防接種、服用カレンダーなどもあるので日々の健康管理もできます。
▽お出かけ
・駅すぱあと
道や乗り換えがわからないからお出かけが億劫、そんな時「路線図」「運行情報」「時刻表」「始発・終電情報」をすべて搭載している駅すぱぁとならあらゆる交通情報がこのアプリだけで確認できます。
全国のJR、私鉄(地下鉄)、新幹線、バス路線を網羅しているほか、新幹線、飛行機にも対応。ご自宅をMyスポットで登録しておくと、最寄り駅から周辺の駅や停留所など最適な経路を案内してくれる優れものです。
■ 見守りは普段の会話の延長で始めるのがおすすめ
家族の日常生活での不安や心配をお互いの負担にしないようなサービスを利用することで、「見守る」ことの距離感や障壁を軽減することができます。
何かあった時に急に高額な駆け付けサービスを導入してご家族の負担になったり、毎月の費用が予想以上だったりなど、せっかくの見守りが継続しづらくなるよりも、普段からコミュニケーションをとっておくことで、状況が変わったらその時に合わせたサービスに切り替えていくことが見守りを続けやすくなるポイントです。
アプリ型の場合、安価で始められるものも多く、カメラ型よりも安いメリットがあります。
「ちょっと心配」
「体調が気になる」
「なかなか連絡が取れていない」
と思ったら、まずは安価なサービスから始めてみてください。
■ 毎日のコミュニケーションツールなら見守りサービス「ピースサイン」がおすすめ!
ピースサインなら月々500円で日常のコミュニケーションから災害時の安否確認まで、普段の生活に安心をプラスできます。アプリだからスマホがあればどなたでも利用可能。「毎日の見守り」「いざという時の安否確認」の両方を備えた見守りサービスです。
操作もボタンで返信するだけだからテキストを打たなくても安否を知らせることができます。高齢者にも使いやすい直感的なUIだから、面倒な操作方法によるわずらわしさからの「使わずに放置」の心配もありません。
高齢ご家族と離れて暮らす方だけでなく、一人暮らしを始めた新社会人や、通学を始めたお子様などの日々の見守りにもご利用いただけます。
ボタンひとつで安心を伝える「ピースサイン」で毎日に安心をプラスしてください。
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Peace Signが選ばれる理由
高齢の親と離れて暮らしていると、傷病発生、ヒートショック、熱中症、認知症など心配になる場面がたくさんあると思います。そんな時は見守りサービスの検討が必要です。数多く存在する見守りサービスの特徴と比較し、自分たちにあった見守りサービスを選ぶ事をおすすめします。「見守りサービスとは?」、スマートフォンアプリやセンサー設置するもの、人が訪問するものまで、わかりやすくご紹介します。またその中でアプリ型見守りサービス「ピースサイン」が選ばれている理由をお伝えいたします。
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高齢者を孤立させない全世代の人々の暮らしが守られる社会にしていくために、国、地域、自治体が高齢者社会に向けた取り組みを強化していきながらコミュニケーションを習慣化させていくことが大切です。