無料で使える見守りサービスと安否確認アプリをご紹介!それぞれの特徴とメリットは?

2022-09-16

■見守りサービス、安否確認アプリの定着

高齢化にともない社会としての見守りが身近なものになりつつありますが、それに伴って「見守りサービス」「安否確認サービス」も多様化してきています。
企業規模による安否確認導入の意識調査では74%の企業が導入済み、そのほかの企業でもメールや電話、SNSなどで従業員の現状把握をする手段を持っており、 「災害発生時や緊急時の安否確認」
が定着化してきていると言えます。


企業の防災意識と取り組みに関する調査.png

(出展:NTTレゾナント株式会社「企業の防災意識と取り組みに関する調査」)




■見守り、安否確認、見守り・安否確認サービスの導入目安は?

失敗しないためのタイミング目安とは

高齢者の一人暮らしや老々世帯が増える中で、「見守り」や「安否確認」サービスへの関心は年々高まっています。一方で、「まだ元気だから早すぎるのでは?」「介護が必要になってからでいいのでは?」と、導入時期に迷う方も少なくありません。
しかし実際には、見守り・安否確認サービスは“介護が必要になる前”に導入することで、より大きな安心と効果を得られる支援です。ここでは、導入を検討すべきタイミングの目安を具体的に解説します。


見守り・安否確認サービスとは

見守り・安否確認サービスとは、高齢者の生活状況や異変を遠隔で確認し、異常があれば家族や支援者に通知する仕組みです。 センサーや機器を使ったもの、定期連絡による安否確認など、形態はさまざまですが、共通しているのは「何かあったときに気づける環境をつくる」ことです。

ー各種見守りサービスのメリットとデメリット│見守りサービスの比較と選び方のポイント


導入時期のタイミング目安①:一人暮らしを始めたとき

高齢者が一人暮らしになったタイミングは、見守りサービス導入の代表的な目安です。

・配偶者との死別
・子ども世帯との同居解消
・地域とのつながりが薄くなった

この段階では、日常生活は自立していても、体調急変や転倒時に気づいてもらえないリスクが生じます。介護前だからこそ、見守りや安否確認による「安心の土台づくり」が重要になります。


導入時期のタイミング目安②:小さな変化が見え始めたとき

次のような変化が見られたら、見守りサービスを検討するサインです。

・外出や人付き合いが減った
・電話に出ない日が増えた
・「転ぶのが怖い」「夜が不安」と口にするようになった

これらは介護が必要になる前段階でよく見られる兆候です。不安や孤独感は生活の質(QOL)を下げ、結果的に介護リスクを高めるため、早めの見守り導入が有効です。


導入時期のタイミング目安③:家族が「気になり始めたとき」

実はとても大切なのが、家族側の感覚です。

・連絡が取れないと心配になる
・何かあったらすぐに行けない距離に住んでいる
・「このままで大丈夫かな」と感じることが増えた

この「気になり始めた」という感覚は、見守り・安否確認サービスを導入する適切なタイミングと言えます。家族の不安を軽減することも、見守りサービスの大きな役割です。


なぜ“早めの導入”が大切なのか

見守りや安否確認サービスは、介護が始まってから導入するよりも、元気なうちに導入するほうがスムーズです。

・高齢者本人が仕組みに慣れやすい
・「監視されている」という抵抗感が少ない
・自立した生活を尊重しながら支援できる

結果として、安心感が日常に根づき、介護予防や生活の質の維持につながります。


導入のベストタイミングは「不安を感じたとき」

見守り・安否確認サービスの導入時期に、明確な正解はありません。
ただし共通して言えるのは、「まだ大丈夫」と思っている今こそが、実は最適なタイミングということです。

・離れて暮らす家族が独居で65歳以上
・体調面で心配なことがある
・家族側が毎日の電話を疎ましがる
・緊急時に頼れるつながりが欲しい

介護が必要になる前から見守りサービスを取り入れることで、高齢者本人も家族も、安心して毎日を過ごせる環境が整います。
「何かあってから」ではなく、「何もない今から」始めることが、後悔しない選択につながります。
一人暮らしでも、家族と同居していても、外出時に災害や事故に見舞われ、ご家族との連絡が難しくなる場合もあります。いざという時に連絡を取ることができるツールの導入は高齢者だけの話ではなく、災害の多い日本では必須といえるでしょう。


災害時の連絡手段としての安否確認.png


■安否確認アプリ、見守りサービスの種類

日々のコミュニケーションツールとして利用されているアプリ型や、緊急通報機能なども備えた安否確認サービスなど、無料や安価で使えるものをご紹介します。
放れて暮らす家族の毎日が気になり始めた、そろそろ見守りを始めたほうがいいかな、いざという時の安否確認がしたい、とお考えの方は是非参考にしてください。


お子様の見守り

Life360
GPSを用いて位置情報の共有ができる無料のアプリです。
位置情報や時間にずれがあるなどを差し引いても、通った道が表示される、歩いてる速さに合わせてゆっくりと表示が動くなど、お子様の行動範囲の把握にはぴったりです。

otta(オッタ)
地域参加型の見守りサービスで、見守り対象者が「見守り端末」を持ち歩くことで、街中の「見守りスポット」(学校・公園・コンビニ等)や、専用アプリを入れた「見守り人」のスマホ、協力会社のタクシーなどとすれ違った際に位置情報を自動で記録します。

ー子供用GPSの準備はいつから?子供の見守りとGPSを使った子供の防犯、安否確認
ー子供の見守りと安否確認ができる「子供の見守りGPSサービス」


社会人の安否確認

yahoo!防災速報
「Yahoo!防災速報」とは、地震、津波、豪雨、避難情報、熱中症など、さまざまな災害情報をスマートフォンアプリやメールで迅速に受け取れるサービスです。自治体からの緊急情報も直接届き、ハザードマップや避難所リスト、防災手帳などの機能で平時からの備えにも役立ちます。



見守りサービス「ピースサイン」
離れて暮らす高齢の家族などの安否確認や健康状態を、アプリで毎日手軽に確認できる見守りと安否確認のコミュニケーションツールです。通知された「今日の様子」にタップで返信するだけで、元気かどうか、体調が良いか悪いかを家族に伝えられます。
GPS機能による位置情報確認や災害時の安否確認機能も搭載。高齢者だけでなくお子様や一人暮らしの社会人も安心です。

ートカラ列島近海の群発地震――いざという時の“見守り”という備え
ー過去の大地震と未来のリスクを徹底解説|今すぐ備えるべき防災ガイド
ー地震などの災害時に役立つGPS機能搭載の安否確認アプリとは?


「無料で使える見守りサービスと安否確認アプリをご紹介!それぞれの特徴とメリット」まとめ

安否確認は企業が導入するフルセットの高額なものから、このように無料で使えるものまでたくさんありますが、中には災害の状況によって稼働しない、繋がりにくいツールなどもあるため、平時に使用しながら検討しておくとよいでしょう。

―60代、70代の親に向けたこれからの見守りサービスとは
―セルフで見守る新習慣。アクティブシニアの自立と体調管理とは

安否確認で離れていても安心.PNG


家族や社会人、学生、一人暮らしの高齢者などに対しての「いま現在の状況把握」は、電話や携帯メール、災害伝言ダイヤル、安否確認サービスなど、様々なツールがありますが、無料の防災アプリは情報収集のみだったり、電話や携帯は通信が不安定で使えなくなる、家族がスマホの操作に慣れていないなどで連絡が取れないことが懸念されます。
安否確認の場合はアプリでそのまま連絡ができるものを選ぶと便利で安心です。


「毎日」知りたい家族のサイン。見守りサービス「ピースサイン」

見守りアプリ「ピースサイン」は「毎日の見守り」と「地震などのいざという時の安否確認」両方の機能を搭載した見守りサービスです。高齢者にも使いやすい直感的なUIだから、面倒な操作方法によるわずらわしさからの「使わずに放置」の心配もありません。

\ピースサインとは/
離れて暮らす家族の体調が「毎日」わかる見守りサービスです
◆毎日同じ時間に届く通知にタップでお返事するだけ
◆簡単操作で、テキストを打ったり電話が繋がらないなどの精神的ストレスを軽減します
◆スマートフォンで手軽に始められて、機器の購入もありません
◆地震などのいざという時でもボタンひとつで安否確認
◆いざという時(未応答時)はGPS機能で居場所がわかるので安心

ボタンひとつで安心を伝える「ピースサイン」で毎日に安心をプラスしてください。 ピースサイン親子の見守りバナー.png

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