70代、80代は熱中症に注意!夏は見守りサービスを利用して一人暮らしでも安心
2023-08-02■ 70代、80代は夏の暑さに注意!
梅雨が明け、気温が急に上がってくる夏。
60代までは暑いと感じたら汗をかき、扇風機やクーラーなどの冷房機器を利用して暑さをしのいでいた方でも、70代、80代になると「冷房は体に悪い」という思い込みや「クーラーで冷えると体が痛くなる」といった理由から扇風機さえかけず、熱中症になってしまう方が増えてきます。
70代や80代の高齢者にとって、夏の暑さは特に大きな健康リスクを伴います。一人暮らしの場合はなおさらです。加齢によって体温調節機能が低下するため、暑さに適応する力が弱まり、熱中症や脱水症状を引き起こしやすくなるので、高齢者の熱中症予防には適切な対策と注意が必要です。
1. 適切な水分補給
高齢者は喉の渇きを感じにくくなり、気付かないうちに脱水状態になることがあります。こまめに水や経口補水液、スポーツドリンクなどで水分を補給することが重要です。特に外出時や暑い日には、意識的に水分を摂取するよう心がける必要があります。
2. エアコンや扇風機の活用
室内が高温になると、体内の熱を効果的に発散できなくなり、体温が急激に上昇することがあります。エアコンや扇風機を使用して、室内の温度を快適に保つことが大切です。外気温が高い時には窓を閉めて冷房を適切に使い、室温を25℃前後に保つよう心掛けましょう。
3. 外出を控える
猛暑日や真夏日は、できるだけ外出を控えることが理想的です。特に日差しが強い時間帯(10時~16時)は避け、外出が必要な場合でも帽子や日傘を使用し、涼しい場所を選んで移動します。
4. 栄養バランスの取れた食事
夏バテを防ぐためには、栄養バランスの取れた食事が必要です。食欲が落ちやすい季節ですが、タンパク質やビタミンを含む食事を摂取し、体力を維持しましょう。また、塩分が不足すると熱中症のリスクが高まるため、適度に塩分を摂ることも大切です。
5. 体調チェックを怠らない
毎日の体調をよく観察し、少しでも異変があればすぐに休息を取ることが重要です。熱中症の初期症状(めまい、頭痛、吐き気、体のだるさなど)を見逃さないようにし、これらの症状が現れたら涼しい場所で休み、水分と塩分を補給します。
6. 家族や周囲の見守り
高齢者自身が暑さに対する感覚が鈍くなっていることがあるため、家族や周囲の人が注意深く見守ることも重要です。特に一人暮らしの高齢者の場合は、定期的に安否確認を行い、異常がないかをチェックすることで安心感を提供します。
7. 見守りサービスの利用
一人暮らしの場合、緊急時に備えて見守りサービスを導入するのも効果的です。室温の変化や異常を感知して自動で通知を送るサービスや、緊急通報システムを利用して、異常時に迅速な対応ができる環境を整えることができます。
高齢者にとって、夏の暑さは軽視できない危険要素です。適切な対策を講じることで、熱中症や夏バテなどのリスクを減らし、安全に夏を乗り切ることができます。
■ なぜ高齢者は熱中症になりやすいのか
高齢者が熱中症になりやすいのには、いくつかの生理的・環境的な要因が関係しています。
70代、80代になると温度に対する感覚が弱り、
・汗がかきにくく体に熱がたまって深部体温が上昇しやすくなる
・高齢になると体温調節機能が低下するため暑さだけでなく寒さも感じにくくなる
・加齢による身体機能の衰えで発汗量や血流量が思うように増やせない
・体内の水分量が少ない
など、温度に対する感覚が弱くなって「暑い」と感じにくくなったり、体内の水分量が減少していたり、のどの渇きを感じにくくなったりすることで、熱中症になりやすくなるのです。
主要な理由を詳しく説明します。
1. 体温調節機能の低下
年齢を重ねると、体の体温調節機能が低下します。具体的には、発汗や血管拡張といった体温を下げるメカニズムが劣化し、暑さに対して体が適切に対応できなくなります。これにより、体内に熱がこもりやすくなり、熱中症を引き起こすリスクが高まります。
2. 感覚の鈍化
高齢者は、暑さや喉の渇きに対する感覚が鈍くなることが多いです。例えば、若い人であれば気温の上昇や脱水症状に気付きやすいですが、高齢者はその感覚が鈍化しており、異常に気付かず対応が遅れることがあります。その結果、体が熱中症に陥りやすくなります。
3. 持病や薬の影響
高齢者は、高血圧、糖尿病、心臓疾患などの慢性疾患を抱えていることが多く、これらの病気は体の水分や塩分のバランスに影響を及ぼします。また、利尿剤や血圧を下げる薬など、一部の薬が脱水症状や体温調節に影響を与えるため、熱中症リスクが高まることがあります。
4. 筋肉量の減少
加齢に伴い筋肉量が減少しますが、筋肉は体内の水分を貯蔵する役割を持っています。筋肉量が減ると、体内の水分保持能力が低下し、脱水症状が発生しやすくなります。これにより、体温調節が難しくなり、熱中症のリスクが上がります。
5. 外部環境への対応力の低下
高齢者は、環境の変化に迅速に適応する能力が若い世代に比べて低下します。たとえば、暑い日でもエアコンの使用を嫌ったり、暑さに対する注意が不足していることがあります。また、一人暮らしの高齢者は周囲からの助けが少ないため、暑さ対策が適切に行われない場合もあります。
6. 運動や活動量の低下
高齢者は活動量が低下することが多く、普段から体を動かす機会が少ないため、暑さに対する耐性が低くなります。また、運動量が少ないと、循環機能や汗をかく機能が低下し、体内の熱を放散する能力が落ちます。これにより、体内に熱がこもりやすくなり、熱中症にかかるリスクが増加します。
7. 社会的要因
高齢者は、一人暮らしや孤立しているケースが多く、家族や友人からのサポートが不足することがあります。これにより、暑い日の体調管理や水分補給などが適切に行われず、熱中症のリスクが高まります。周囲からの見守りや声かけが減ると、早期の対策が遅れがちです。
これらの要因が重なることで、高齢者は熱中症に対するリスクが特に高くなっています。そのため、こまめな水分補給や冷房の適切な使用、周囲のサポートが不可欠です。
もし高齢の家族が離れて暮らしている場合は、日頃から体調について連絡を取り合ったり、日中生活をする部屋の温度や湿度、風通し、換気、日当たりなどを確認することも高齢者を熱中症から守る手段になります。
■ 70代、80代の熱中症を予防するポイントとは
実際、クーラーの風にあたると体調が悪くなる高齢者の方は少なくありません。気温の高い夜間でも扇風機を使うことで逆に体が冷えて風邪をひくなど、70代、80代の冷房機器利用は一筋縄ではいきません。
かといって、暑さを我慢したり、暑いと感じないからと冷房機器を使わずに生活をすることは健康上とても危険です。体の反応が若い頃と異なるため、高齢者自身が「汗をかきにくい」「暑いと感じにくい」「のどの渇きを感じにくい」ということを自覚し、意識的な対策として熱中症予防を意識して生活することが重要です。
高齢者向けの熱中症予防のポイントです。
1. こまめな水分補給
高齢者は喉の渇きを感じにくく、知らないうちに脱水状態になることがあります。そのため、暑くなくても定期的に水分を摂ることが大切です。特に水やお茶、スポーツドリンク、経口補水液などが有効です。カフェインやアルコールは利尿作用があるため、避けるほうが良いでしょう。
2. 適切な室内環境を保つ
室内温度が高くならないように、エアコンや扇風機を積極的に使いましょう。理想的な室温は25℃前後です。高齢者はエアコンの使用を避けることが多いですが、熱中症を予防するためには重要な対策です。湿度も調整して、快適な環境を作ることが大切です。特に夜間は熱中症リスクが高まるため、エアコンを適切に使用しましょう。
3. 涼しい服装を心掛ける
通気性が良く、軽い素材の服を着ることで体温を逃がしやすくします。さらに、外出時には帽子や日傘を使用して直射日光を避けると良いでしょう。外出時にはできるだけ薄手の衣類や、冷感素材の衣類などを選び、体温の上昇を防ぐ工夫をすることが大切です。
4. 外出を控える
特に暑い時間帯(午前10時から午後4時ごろ)は、できるだけ外出を避けることが推奨されます。どうしても外出が必要な場合は、できるだけ日陰を歩き、こまめに休憩を取ることが大切です。また、猛暑日や熱中症アラートが出ている日は、できる限り外出を控え、室内で過ごすよう心掛けましょう。
5. 栄養バランスの取れた食事
夏バテ予防も兼ねて、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。特にタンパク質やビタミン、ミネラルを多く含む食事が、体力維持に役立ちます。汗と一緒に失われる塩分も、食事で適度に補給することが大切です。食欲が低下しがちな夏でも、冷たいものばかりでなく、温かい食事も取り入れることで健康を維持します。
6. 体調のこまめなチェック
高齢者は自身の体調に対する感覚が鈍くなることが多いため、体調の変化に気を配りましょう。軽い倦怠感、頭痛、めまい、吐き気など、熱中症の初期症状が見られたら、すぐに涼しい場所で休み、水分を補給します。また、少しでも異常を感じた場合には無理をせず、早めに医師に相談することが重要です。
7. 見守りと声かけ
高齢者は自分で異変に気付きにくいことがあるため、家族や周囲の見守りが非常に重要です。定期的に声をかけて体調を確認し、暑さに対する対策が適切に取れているかを確認しましょう。特に一人暮らしの高齢者は、定期的に電話や訪問で様子を見ることが大切です。
8. 緊急時に備える
万が一、熱中症の症状が現れた場合、すぐに対応できるよう緊急連絡先を確認し、見守りサービスや緊急通報システムを活用するのも有効です。また、あらかじめ冷たいタオルや冷却シートなどを準備しておくことで、熱中症の初期症状にすぐに対応できます。
これらの対策を実施することで、70代、80代の高齢者が夏の暑さから身を守り、熱中症を予防することができます。適切な水分補給や室内環境の管理、家族や周囲のサポートが、特に重要なポイントです。
■ 熱中症に注意が必要な季節は家族で行う見守りサービスが安心
70代、80代になったら、「まだ大丈夫」という意識を変え、「なにかあったら」を意識しながら過ごすことが大切です。
かかりつけ医を持ち、体調に少しでも不安を感じたら受診することはもちろん、日頃から家族同士で連絡を取り合い、体調を把握してもらいましょう。
見守りサービスは駆けつけ型やカメラ型だけでなく、アプリだけで行える使いやすいコミュニケーションツールもあります。日頃それほど自分の体調に不安がない70代、80代の方も、いざという時のお守りとして家族と見守りサービスを利用することを検討してみてください。
「電話は億劫」
「チャットツールは文字を打つのが大変」
「カメラを置いて監視されるのは嫌だ」
など、まだまだ健康で家族を頼りたくない方にこそ、アプリでできる見守りサービスがおすすめです。
見守りサービス「ピースサイン」なら、スマホがあればどなたでも利用が可能。毎日体調をボタンで返信するだけだから簡単なのに安心です。
「毎日」知りたい家族のサイン。
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\ピースサインとは/
離れて暮らす家族の体調が「毎日」わかる見守りサービスです
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Peace Signが選ばれる理由
高齢の親と離れて暮らしていると、傷病発生、ヒートショック、熱中症、認知症など心配になる場面がたくさんあると思います。そんな時は見守りサービスの検討が必要です。数多く存在する見守りサービスの特徴と比較し、自分たちにあった見守りサービスを選ぶ事をおすすめします。「見守りサービスとは?」、スマートフォンアプリやセンサー設置するもの、人が訪問するものまで、わかりやすくご紹介します。またその中でアプリ型見守りサービス「ピースサイン」が選ばれている理由をお伝えいたします。
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