70代、80代の高齢者がするべき暑さ対策とは
2024-07-19梅雨明けが宣言され、いよいよ猛暑の夏がやってきます。
とはいえここ最近、すでに連日猛暑が続いていましたが、みなさん、正しい暑さ対策してますか?
この記事では、高齢者が日常的な意識でできる暑さ対策についてご紹介します。
高齢者の暑さ対策
高齢者は積極的に冷房器具を利用しましょう。エアコンで冷えすぎてしまうという場合は扇風機や卓上のサーキュレーターなどを利用するだけでも過ごしやすさが違います。
室内環境の管理
エアコンの活用:高齢者はエアコンの使用をためらうことがありますが、猛暑時には積極的にエアコンを使用することは大切です。室温を25〜28度に保つようにすると寒すぎることはありません。もし蒸し暑さを感じたら扇風機を併用して空気の流れを作ると快適です。
換気と湿度管理:湿度が高すぎると熱中症のリスクが高まるので、除湿機能を使いながら定期的に換気を行い、湿度を50〜60%に保つと喉の痛みが出にくくなります。
定期的な水分補給
こまめな水分摂取:高齢者は喉の渇きを感じにくいため、時間を決めてこまめに水分を摂取する習慣をつけるとよいでしょう。1日に1.5〜2リットルを目安に、水や麦茶、スポーツドリンクなどを摂取して脱水を予防してください。
適度な塩分補給:汗をかいた時には塩分も一緒に補給することが重要です。経口補水液や塩分の入ったキャンディ、スープなどが良いでしょう。スポーツドリンクは塩分も補給できますが糖分も多めに入っているため、量に注意が必要です。
適切な衣類の選択
涼しい服装:通気性が良く、汗を吸収しやすい綿や麻の薄手の衣服を着用すると快適です。また、外出時は帽子や日傘を使って直射日光を避けることが重要です。
重ね着の注意:たとえ薄手の衣類でも、必要以上に重ね着をしないように、体温調節がしやすい服装を心がけるとよいでしょう。
外出時の対策
時間帯の選択:日差しが強い時間帯(午前10時〜午後4時)の外出を避け、早朝や夕方の涼しい時間帯に外出するようにしてください。
帽子や日傘の使用:外出する際には、帽子や日傘を使用して直射日光を避けます。日焼け止めクリームも併用するとさらに効果的です。
適度な休息と睡眠
定期的な休憩:暑さで疲れやすくなるため、定期的に涼しい場所で休憩を取るようにします。特に体調が悪い時や疲れを感じた時には無理をせず休むことが大切です。
十分な睡眠:質の良い睡眠を確保し、体力を維持することが重要です。
バランスの取れた食事
栄養バランス:栄養バランスの取れた食事を心がけ、特に水分や塩分が含まれる食品を積極的に摂取します。冷たい麺類やスープ、果物などが適しています。
軽い食事:食欲が低下しがちな夏場には、消化が良くて食べやすい軽めの食事を摂るようにします。
家族や地域のサポート
定期的な見守り:一人暮らしの高齢者は特に注意が必要です。家族や近隣の人と連絡を取り合い、定期的に様子を確認してもらうようにしましょう。
地域サービスの利用:地域の見守りサービスや自治体の見守りサービス、福祉サービスを利用することも有効です。
これらの対策を徹底することで、高齢者の熱中症のリスクを軽減し、健康を維持することができます。
今年の夏も暑いことが予想されています。
適切な暑さ対策を行って、熱中症や脱水症状を予防してください。
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