高齢者の生活
高齢者の生活について、日常生活における高齢者の意識や悩みなど、統計データなどを用いてご紹介いたします。
高齢者の一人暮らしはどのくらいで限界?発生する問題と解決支援サービスとは
2022-05-24
病気や介護、災害など一人で対処の難しい状況になったときにだれでも利用できるサービスの提供と「つらくても治療を受けて病院で生きる」生活から「自分らしく納得のいく生活」を目指す「QOL」に目を向けたサービスの実現に各自治体と企業で取り組んでいます。
70代80代の女性に多い「不定愁訴」と「睡眠障害」。対策とは
2024-09-27
日々のなんとなく体調がすぐれない、起き上がれないわけではないがすっきりしない、など、特定の病気や診断名がつかないにもかかわらず、さまざまな体の不調や不快感を訴える状態を指します。 この状態では、検査をしても明確な病気の原因が見つからないため「原因不明の症状」として扱われることが多いですが、不定愁訴は主に自律神経の乱れが関与しているとされ、体と心のバランスが崩れることで現れる症状と言われています。
秋なると体がだるい。70代の女性に起こりやすい「季節の変わり目」の体調不良とは
2024-09-26
70代の女性に起こりやすい「季節の変わり目」の体調不良は、加齢に伴う身体機能の変化が影響しやすいため、多岐にわたります。気温や湿度の急激な変化が体調に負担をかけ、特に自律神経や免疫機能が乱れやすくなることが要因と考えられます。 まず、一般的な体調不良としては、倦怠感や疲労感が挙げられます。気温の変動が大きくなると、体はその変化に適応しようとエネルギーを消費し、結果として疲れやすくなることがあります。特に春や秋など、昼夜の温度差が大きくなる時期に、疲労感を感じやすくなります。次に、関節痛や筋肉痛が悪化することがあります。高齢者は関節や筋肉が弱まりがちで、気温や気圧の変動が原因となり、リウマチや変形性関節症の症状が悪化する場合があります。寒暖差が大きいと、血液循環が悪化し、痛みを感じやすくなる傾向があります。また、自律神経の乱れによる体調不良も一般的です。気温や湿度の急変が体の恒常性を乱し、睡眠障害やめまい、動悸などの症状が出やすくなります。特に女性は更年期後のホルモンバランスの変化が関与し、自律神経が影響を受けやすいです。季節の変わり目には感染症や風邪にも注意が必要です。特に秋から冬への移行期は免疫力が低下しやすく、インフルエンザや風邪にかかりやすくなり冷え込みが始まる季節には血行が悪化して、体が冷えることで体調を崩しやすくなります。このように、70代の女性は季節の変わり目にさまざまな体調不良を経験しやすいため、日々の体調管理や適切な衣類選び、栄養補給、そして休息が大切です。防策として、温度調整を意識した生活環境の整備や、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動が体調維持に効果的です。
70代、80代の高齢者がするべき暑さ対策とは
2024-07-19
高齢者は喉の渇きを感じにくいため、時間を決めてこまめに水分を摂取する習慣をつけましょう。1日に1.5〜2リットルを目安に、水や麦茶、スポーツドリンクなどを摂取しするとよいでしょう。猛暑時には冷房器具を積極的に利用することはもちろん、バランスのとれた食事と質の良い睡眠も重要です。この記事では高齢者の暑さ対策についてご紹介します。
気温が上昇するこれからの季節、離れて暮らす70代、80代の親を持つ家族は、親の「熱中症」や「脱水症状」が心配
2024-07-19
70代、80代になると温度に対する感覚が60代の時よりも衰えるため汗そのものがかきにくくなり、体の表面温度が下がらず深部体温が上昇することで熱中症になりやすくなると言われています。またのどの渇きを感じにくくもあるため脱水症状も懸念されます。70代、80代はこれからの急激な気温上昇に注意が必要です。この記事では高齢者の脱水症状、熱中症対策をご紹介します。
60代から始めるべき健康習慣は?70代、80代を健康に過ごすための秘訣とは
2023-02-16
これからの社会で60代70代は健康に働ける戦力、人手不足解消のための大事な人材であり「高齢者」とひとくくりに扱うことはナンセンスです。健康で元気な60代、70代のうちから退職後、老後の生活について考えておくことが80代になっても自分時間をゆっくりと楽しむことができるコツと言えるでしょう。仕事を持ち忙しく働いている間は時間がなくてできなかった趣味や旅行、お料理などを70代のうちにやっておくことで新たな生活のリズムを作り、健康寿命を延ばして老後を長く楽しむことができるようになります。
70代80代の親が心配。普段の生活で家族が気を付けることとは。
2023-01-12
親が70代80代になってから見守りを始めるのではなく、早い段階から始めておくことで、見守る家族の「心配し続ける」精神的負担を軽減し、見守られる親の「いざという時に一人」というケガで放置などの身体的負担を軽減することができます。70代80代に多い病気なども日常生活を見守ることで早期に発見することができることもありますので、年末年始の帰省をきっかけにぜひ見守りサービスの利用を検討してみてください。
老後の住み替え、孤独死に備える高齢者の住まい
2022-10-31
老後の住み替えは「住居」とあわせて「地域の特性」が重要になってきます。高齢者への地域の取り組みや地域包括ケアシステムを確認し、安心して暮らすことができる住まいを検討してみてください。