

高齢者の生活
高齢者の生活について、日常生活における高齢者の意識や悩みなど、統計データなどを用いてご紹介いたします。
高齢者の一人暮らしはどのくらいで限界?発生する問題と解決支援サービスとは
2022-05-24
病気や介護、災害など一人で対処の難しい状況になったときにだれでも利用できるサービスの提供と「つらくても治療を受けて病院で生きる」生活から「自分らしく納得のいく生活」を目指す「QOL」に目を向けたサービスの実現に各自治体と企業で取り組んでいます。
離れて暮らす70代、80代の親に起こる春の体調不良が心配
2025-03-10
70代や80代の高齢者にとって、暑さや寒暖差が体調に大きな影響を与えるため、早めの対策が重要です。高齢者の熱中症や脱水症状のリスクが高まる高温多湿の季節は、高齢者の場合体温調節機能が低下し、喉の渇きを感じにくくなるため、室内の温度管理やこまめな水分補給が欠かせません。特にエアコンの使用に抵抗がある場合は、あらかじめ家族で使用法について話し合い、エアコンや扇風機を適切に利用するよう促すことが大切です。季節の変わり目で寒暖差が激しい時期には、自律神経の乱れからだるさや不眠、関節痛などが起こりやすく、服装の調整や栄養バランスの取れた食事も大切な対策です。家族は定期的に親の体調を確認し、早めの対処ができるようサポートを続けましょう。
70代80代の女性に多い「不定愁訴」と「睡眠障害」。対策とは
2024-09-27
日々のなんとなく体調がすぐれない、起き上がれないわけではないがすっきりしない、など、特定の病気や診断名がつかないにもかかわらず、さまざまな体の不調や不快感を訴える状態を指します。 この状態では、検査をしても明確な病気の原因が見つからないため「原因不明の症状」として扱われることが多いですが、不定愁訴は主に自律神経の乱れが関与しているとされ、体と心のバランスが崩れることで現れる症状と言われています。
秋なると体がだるい。70代の女性に起こりやすい「季節の変わり目」の体調不良とは
2024-09-26
70代の女性に起こりやすい「季節の変わり目」の体調不良は、加齢に伴う身体機能の変化が影響しやすいため、多岐にわたります。気温や湿度の急激な変化が体調に負担をかけ、特に自律神経や免疫機能が乱れやすくなることが要因と考えられます。 まず、一般的な体調不良としては、倦怠感や疲労感が挙げられます。気温の変動が大きくなると、体はその変化に適応しようとエネルギーを消費し、結果として疲れやすくなることがあります。特に春や秋など、昼夜の温度差が大きくなる時期に、疲労感を感じやすくなります。次に、関節痛や筋肉痛が悪化することがあります。高齢者は関節や筋肉が弱まりがちで、気温や気圧の変動が原因となり、リウマチや変形性関節症の症状が悪化する場合があります。寒暖差が大きいと、血液循環が悪化し、痛みを感じやすくなる傾向があります。また、自律神経の乱れによる体調不良も一般的です。気温や湿度の急変が体の恒常性を乱し、睡眠障害やめまい、動悸などの症状が出やすくなります。特に女性は更年期後のホルモンバランスの変化が関与し、自律神経が影響を受けやすいです。季節の変わり目には感染症や風邪にも注意が必要です。特に秋から冬への移行期は免疫力が低下しやすく、インフルエンザや風邪にかかりやすくなり冷え込みが始まる季節には血行が悪化して、体が冷えることで体調を崩しやすくなります。このように、70代の女性は季節の変わり目にさまざまな体調不良を経験しやすいため、日々の体調管理や適切な衣類選び、栄養補給、そして休息が大切です。防策として、温度調整を意識した生活環境の整備や、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動が体調維持に効果的です。
70代、80代の高齢者がするべきエアコンを使った暑さ対策│熱中症│エアコン│水分補給│体調管理
2024-07-19
高齢者の暑さ対策は日中の適度な運動と栄養バランスの取れた食事が熱中症予防に役立ちます。またこまめな水分補給と適切な室温管理が重要です。暑さや喉の渇きを感じにくい高齢者は、意識的に水を飲むことと、エアコンや扇風機を使って快適な室温を保つことを心掛けることでも予防できます。真夏日や猛暑日には無理に外出せず、室内で涼しく過ごし、用事がある場合は夕方や夜に済ますとよいでしょう。また、質の良い睡眠も重要で、寝室の温度や湿度を調整して快適な環境で十分な休息を取ることで暑さによる体調不良を防ぐことができます。この記事では70代、80代の高齢者の熱中症対策について「熱中症」「暑さ対策」「エアコン」「温度設定」「室温管理」「水分補給」などの具体的な例を挙げてご紹介します。
70代から備える。老後を健康に過ごすために60代、70代から心がけることとは
2023-02-16
趣味や旅行、お料理などを70代のうちにやっておくことで新たな生活のリズムを作り、健康寿命を延ばし老後を長く楽しむことができるようになります。
70代80代の親が心配。普段の生活で家族が気を付けることとは。
2023-01-12
親が70代80代になってから見守りを始めるのではなく、早い段階から始めておくことで、見守る家族の「心配し続ける」精神的負担を軽減し、見守られる親の「いざという時に一人」というケガで放置などの身体的負担を軽減することができます。70代80代に多い病気なども日常生活を見守ることで早期に発見することができることもありますので、年末年始の帰省をきっかけにぜひ見守りサービスの利用を検討してみてください。
老後の住み替え、孤独死に備える高齢者の住まい
2022-10-31
老後の住み替えは「住居」とあわせて「地域の特性」が重要になってきます。「地域の特性」には各自治体における高齢者への取り組みも含まれます。住み慣れた土地を離れて新しい地域で住まいを探す場合、高齢者福祉の取り組みは各自治体ごとに違いがあるため、地域の特性だけでなく各自治体における高齢者への取り組みも事前に把握することが重要です。孤独死などを防ぐために介護付きケアホームや見守りサービス付きの賃貸物件を選ぶことも老後の不安を軽減できます。高額なケアホームだけでなく昨今では高齢者向けの見守りサービス導入物件を取り扱う管理会社も増えていますので、地域包括ケアシステムと合わせて地域特性を確認しながら住みかえを検討してみるとよいでしょう。 高齢者への地域の取り組みや地域包括ケアシステムを確認し、安心して暮らすことができる住まいを検討してみてください。