60代、70代の親に向けたこれからの見守りサービスとは

2023-03-01

■ 60代、70代に対する「シニア」の定義

「アクティブシニア」という単語は日本でも定着しつつあります。
シニアという言葉の定義は、実際に明確にあるわけではありませんが、国連では60歳以上、WHO(世界保険機構)では65歳以上と定められています。 最近の60代、70代以上の人たちは「アラウンド60」「アラウンド70」「新世代シニア」と言い換えられるほど、年齢にこだわらず趣味や仕事に意欲的で健康志向も高く、体力もあり、元気で活発に暮らしている印象です。
「老人」
「高齢者」
「お年寄り」
という呼び方は、すでに前時代のものとなっています。

■ 60代は本当に健康?60代に多い病気や気を付けること

まだまだ体力がある60代。 厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査の概況」に、60代以降で健康診断や人間ドックを受ける人の割合が下がるというデータがあります。

年齢階級別にみた健診や人間ドックを受けたかたの割合(20 歳以上).png

出典:高齢労働省「2019年国民生活基礎調査の概況」


働いている間に毎年受けていた健康診断で大きな病気もなく、「毎年受ける意味など本当にあるのだろうか」と思っていた方は、健康診断が任意になったら、
「まだ大丈夫」
「行けたら行く」
「なにかあったら受診する」
と思ってしまうのも無理はありません。
しかし、離れて暮らす子供の立場では「まだ大丈夫」とはいかないのではないでしょうか。

公園のベンチに二人.jpg

■ 離れて暮らす家族それぞれの「思い」

親が体力の衰えをそれほど感じていなくても、久しぶりに帰省した子供が見る親の姿は、ふとした瞬間に不安を覚えたり、心配になったりするものです。幼いころに見た頼もしい姿と比べて、小さくなった背中や体力の衰えを目の当たりにし、急に訪れる「いざというとき」に何をしておけばいいのか考えていると思います。
子供から「見守りをしたい」と言い出すことは、なかなか難しいものがあります。親が健康ならなおさらです。「まだまだ平気だよ」と笑って返されてしまうことは容易に想像がつきます。
「見守り」とは「安全な状態にあるかどうかについて注意をはらうこと」です。注意を払うと言っても、毎日一緒に居なければいけないということはなく、
「日常的に連絡を取り合う」
「なにかあったときに連絡がつく」
「なにかあったらすぐ対応できる」
ことが大切です。

高齢の母親にお茶を注ぐ娘さん.jpg

■ 家族に心配をかけたくない。だけど無理をしない、家族とのつながり。

健康に不安がなく、毎日をイキイキと過ごしている60代、70代の方にとっては、子供や社会から「見守られる」という感覚はあまり身近なものに感じられないかもしれません。
しかし60代では脳卒中と心筋梗塞の罹患率が50代の約3倍になると厚生労働省の「平成29年(2017)患者調査の概況」のデータで言われており、生活習慣や塩分の取りすぎによる血圧の上昇に気を付ける必要があるなど、まだまだ体力があって、病気のような自覚症状がなくても、「いざというとき」に気を付けるに越したことはないのです。

親が思う、
「まだまだ大丈夫」
は、子供にとって心配と不安の毎日であることを自覚しなければいけません。
子供が小さかったとき、親は子供の帰りが少し遅いだけで胃が痛くなるような思いをしたのではないでしょうか。毎日のちょっとしたことが心配で心配で、どう声がけをしたらいいかもわからない、そんな子育ての思い出は皆さんあると思います。

ずっと子供の心配をしてきた60代、70代のみなさんですが、今度は子供が親を心配する番と言えるでしょう。子供も「親を見守るにはまず何をしたらいいのか」というところから始めると思います。
意思の疎通ができる、まだまだ元気な60代70代の親は「自由な自分時間」を意外と楽しんでいるものです。誰に気兼ねすることなく、自由に生活したいと思っていると、子供からのこまめな連絡は煩わしいと感じてしまうこともあるかもしれません。
「親を見守らなければいけない」
と気負ってしまい、高額な駆けつけ型の見守りサービスを利用して経済的負担の大きさから継続利用ができなくなる、逆に親に負担をかけてしまうことなども気を付けなければいけないポイントです。

親子クッキング.jpg

■ 毎日の体調管理、コミュニケーションならスマホだけでできる簡単見守りサービス「ピースサイン」がおすすめ

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60代、70代のご家族と離れて暮らす方だけでなく、一人暮らしを始めた新社会人や、通学を始めたお子様などの日々の見守りにもご利用いただけます。


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