70代で特に気を付けたい病気と日常でできる備え│高齢者│健康│暮らし

2026-02-04

70代は無理をしなくても体の調子が揺れやすくなる年代です。70代になると、これまでと同じ生活を続けていても、体調や体の反応に少しずつ変化が出てきます。
大きな病気がなくても、疲れやすくなったり、回復に時間がかかったりといった不定愁訴に悩まされることは珍しくありません。70代は「体調の変化に気づきにくいまま過ごしてしまう」ことが、思わぬ不調につながることがあります。 ここでは、70代で特に気を付けたい病気と、日常生活の中で意識しておきたいポイントをご紹介します。

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■ 脳梗塞・脳出血

脳の病気は70代になると発症しやすく突然倒れる原因としても代表的です。
片側の手足が動かしにくい、言葉が出にくい、顔がゆがむといった症状が特徴ですが、本人が自覚しにくいこともあります。日常生活では、血圧管理や生活リズムを大きく崩さないことが重要です。
また、「最近元気がない」「動きが鈍い」といった変化が続く場合は注意が必要です。こうした小さな変化を、本人だけでなく周囲も把握できている状態が、早期対応につながります。

‣70代で特に注意したい「脳の病気」

もう少し掘り下げてお話しします。
脳梗塞や脳出血は、70代がかかりやすい疾患と言われています。脳梗塞は脳の血管が詰まることで起こり、脳出血は血管が破れて出血することで起こりますが、どちらも脳に十分な血液が届かなくなることで、体や意識に影響が出ます。

高齢になると、血管が硬くなったり、血圧の影響を受けやすくなったりするため、これらの病気のリスクが自然と高まります。特別な持病がなくても起こることがあり、「ある日突然」という形で表れることも少なくありません。

症状としてよく知られているのは、片側の手足が動かしにくくなる、言葉が出にくくなる、顔の片側が下がるといった変化です。ただし、高齢者の場合は、はっきりした症状が出ず、
「なんとなく元気がない」
「ぼんやりしている」
「動きが遅い」
といった分かりにくい形で始まることもあります。そのため、本人も周囲も「年のせい」と見過ごしてしまいがちです。

脳梗塞や脳出血では、早く対応できるかどうかが、その後の生活に大きく影響します。症状が軽そうに見えても、時間が経つと悪化することがあります。普段と比べて明らかに様子が違う場合は、早めに医療機関につなぐことが重要です。

日常生活では、血圧を把握しておくこと、生活リズムを大きく乱さないことが基本になります。
また、「いつもの状態」を知っておくことで、小さな変化に気づきやすくなります。一人で過ごす時間が多い場合は、体調や生活の変化が周囲に伝わりにくくなるため、見守りの仕組みがあることで、異変に早く気づける環境をつくることができます。

ー70代80代の親が心配。普段の生活で家族が気を付けることとは。
ー高齢の親の見守りを始めるきっかけ「フレイル」と「サルコペニア」


■ 心筋梗塞・不整脈

心臓の病気は、胸の痛みだけでなく、息切れやめまい、突然の失神として現れることがあります。
不整脈の場合、普段はほとんど症状がなく、「倒れて初めてわかる」ケースも少なくありません。日常では無理をしすぎない生活と、体調の変化を見逃さないことが大切です。
「今日はやけに疲れる」
「動くと息が上がる」
といった感覚が続く場合は、体からのサインかもしれません。

‣70代で増える「心臓のトラブル」

こちらも掘り下げてお話ししましょう。
心筋梗塞や不整脈は年齢とともに増加するし、70代以降で注意が必要になる心臓の病気です。心筋梗塞は、心臓の血管が詰まり、心臓の筋肉に血液が届かなくなることで起こります。不整脈は心臓の拍動のリズムが乱れる状態を指し、加齢とともに起こりやすくなります。

高齢になると血管や心臓の機能が少しずつ変化し、若い頃と同じように体が対応できなくなることがあります。そのため、無理をした覚えがなくても、心臓に負担がかかり、症状として表れることがあります。

心筋梗塞というと強い胸の痛みを思い浮かべがちですが、高齢者でははっきりした痛みが出ないこともあります。胸の違和感や圧迫感息切れ強い疲労感吐き気などが主なサインになることもあります。不整脈の場合も、動悸やめまい、ふらつき、突然意識を失うといった形で現れることがありますが、本人が「一時的なもの」と思ってしまうケースも少なくありません。

これらの心臓の病気で注意したいのは、症状が軽く見えても、急に状態が悪化することがある点です。特に、めまいや失神を伴う場合は、転倒や事故につながる危険もあります。普段と違う体調が続く場合は、早めに医療機関で相談することが大切です。

日常生活では、無理のない生活ペースを保ち、急に体を動かしすぎないことが基本になります。
また「最近疲れやすい」「動くと息が上がる」といった変化に気づけるよう、日々の体調を把握しておくことが重要です。一人で過ごす時間が多い場合は、体調の変化が周囲に伝わりにくくなるため、見守りの仕組みがあることで、異変に早く気づける環境づくりにつながります。

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■ 転倒・骨折

70代では、転倒による骨折がきっかけで生活が大きく変わることがあります。背景には、筋力低下、バランス感覚の衰え、血圧の変動などがあります。
日常生活では、転ばない工夫と同時に、「ふらつきが増えていないか」「外出頻度が急に減っていないか」といった変化に気づくことが重要です。
転倒は突然起きますが、その前には小さな兆候が現れることも多いです。

‣70代で生活を大きく変えてしまう「リスク」

70代になると、転倒による骨折のリスクが高くなります。特に多いのが、大腿骨(太ももの付け根)の骨折で、一度骨折すると入院や長期のリハビリが必要になることもあります。病気ではありませんが、その後の生活に大きな影響を与えるため、注意が必要です。

転倒の背景には、筋力やバランス感覚の低下視力の変化血圧の変動などがあります。また、ふらつきや立ちくらみがあっても、「少し疲れているだけ」「年のせい」と受け止めてしまい、対策が遅れることも少なくありません。

日常生活では、急に立ち上がらない、無理な外出を控えるといった基本的な工夫に加えて、 「最近つまずきやすい」
「外に出る回数が減った」
といった変化に気づくことが重要です。転倒は突然起きるように見えても、その前に小さな兆候が現れていることが多くあります。


■ 認知症

認知症は、物忘れだけでなく、体調管理ができなくなる、生活リズムが乱れるといった形で始まることがあります。本人が不調をうまく説明できず、「なんとなく様子が違う」と感じられる状態が続くのが特徴です。 日常では、生活リズムや行動の変化を継続的に把握しておくことが、早い気づきにつながります。

‣体調や生活の変化として始まることも

認知症は年齢と共に発症リスクが高まり、70代で注意が必要な病気です。物忘れのイメージが強いですが、初期の段階では、体調管理がうまくできなくなる、生活リズムが乱れる、以前より外出を避けるようになるといった変化として現れることもあります。

本人には自覚がないことも多く、周囲から見て「なんとなく様子が違う」と感じる状態が続くのが特徴です。体調不良や気分の落ち込みと区別がつきにくく、発見が遅れることもあります。

日常生活では、生活リズムや行動の変化を継続的に把握しておくことが、早い気づきにつながります。一人暮らしの場合は特に、変化が周囲に伝わりにくいため、見守りの視点が重要になります。


■ 糖尿病・低血糖

糖尿病の治療中の方では、低血糖によってふらつきや意識障害が起きることがあります。食事量や活動量の変化が、そのまま体調に影響しやすい点が特徴です。
日々の体調や生活の流れを把握しておくことで、「いつもと違う」を早めに察知しやすくなります。

‣治療中でも起こりうる「体調変化」

70代では、糖尿病の治療を受けている方も少なくありません。糖尿病とともに注意したいのが、低血糖による体調不良です。血糖値が下がりすぎると、ふらつき、冷や汗、ぼんやりする、意識障害といった症状が現れることがあります。

高齢になると、食事量や活動量の変化が血糖値に影響しやすくなります。本人が「少し調子が悪いだけ」と思っていても、実際には低血糖が進んでいる場合もあります。

日常生活では、体調の変化や生活の流れを把握しておくことが大切です。「いつもと違う」が続く場合は、医療機関に相談するきっかけになります。


■ 70代の健康管理で大切なのは「気づける状態」

70代の病気に共通しているのは、急に起きたように見えて、実は前触れがあることが多いという点です。毎日完璧に体調を管理する必要はありませんが、「普段の状態」を知っていることが、異変への気づきを早めます。

一人暮らしや、家族と離れて暮らしている場合は、体調の変化が周囲に伝わりにくくなりがちです。本人が「まだ大丈夫」と思っていても、客観的に見れば注意が必要な状態ということもあります。 70代の健康管理で大切なのは、完璧に体調を管理することではなく、「いつもと違う」に気づける状態を保つことです。多くの病気や体調不良は、突然重い症状が出る前に、生活や体の様子に小さな変化として現れます。

気づきやすくするために重要なのは、日々の状態を特別な基準で判断することではありません。たとえば、「朝起きる時間が遅くなった」「外に出るのが面倒に感じる日が増えた」「以前より疲れが抜けにくい」といった、ごく身近な変化を把握できているかどうかがポイントになります。

不調や異変は、必ずしも痛みや発熱のような分かりやすい形で出るとは限りません。脳や心臓の病気では、「ぼんやりする」「動きが鈍くなる」「会話が少なくなる」といった変化が先に出ることもあります。また、低血糖や体調不良では、「食事量が減る」「昼間に横になる時間が増える」「理由はないが不安感が強くなる」といった形で表れることもあります。

こうした変化は、本人にとっては「年齢のせい」「一時的なもの」と感じやすく、気づかないまま過ぎてしまいがちです。しかし、生活の流れや体調を振り返れる状態があれば、「少し続いている」「前と違う」と判断しやすくなります。

無理に体調を評価したり、毎日細かく記録したりする必要はありません。普段の生活をそのまま確認できる仕組みがあることで、異変に気づくハードルはぐっと下がります。それが、70代の健康管理において「気づける状態」をつくるということです。


■ 70代の病気に共通する、気を付けたいポイント

ここまで紹介した病気には、いくつか共通する特徴があります。それは、急に重い症状が出ることがある一方で、初めは「ちょっとした違和感」として現れることが多いという点です。本人にとっては、疲れや年齢の影響と区別がつきにくく、つい様子を見てしまいがちになります。

また、70代になると、体調の変化があっても「今日は外に出なかった」「少し元気がない」といった形で、生活の変化として表れることも増えてきます。こうした小さな変化は、毎日を振り返ってみて初めて気づくことが多く、そのままにしてしまうと、受診や対応が遅れてしまうことがあります。

だからこそ大切なのは、病気を怖がることではなく、「いつもの状態」を把握しておくことです。普段の生活や体調の流れを知っていれば、違和感が出たときに早く気づくことができます。


■ 見守りサービスという選択

見守りサービスは、常に監視するためのものではありません。日々の体調や生活リズムをゆるやかに把握し、「何かあったときに気づける状態」をつくるための仕組みです。 本人にとっては、過度に人に頼らず安心して生活できること。家族にとっては、離れていても状況を把握できる安心感につながります。

70代は、「何かが起きてから」ではなく、「何もないうちから」備えておくことで、これからの生活をより安心して続けられる年代です。見守りサービスは、そのための一つの選択肢として、無理なく取り入れることができます。

ー各種見守りサービスのメリットとデメリット│見守りサービスの比較と選び方のポイント
ー高齢者の暮らしを支える見守りサービス。介護が必要になる前から考える各種見守りサービス

‣無理のない安心のために「見守りサービス」でできること

見守りというと、
「誰かに常に監視される」
「頻繁に連絡を取らなければならない」
と感じる方もいるかもしれません。自分で毎日の体調管理を行うセルフ見守りサービスなら、まず自分自身が日々の状態を把握するので気持ちの負担もありません。
毎日の体調や生活リズムを振り返ることで、
「いつもと違う」
に気づきやすくなり、不安を必要以上に抱えずに過ごせます。
また、普段は一人で気楽に生活しながら、必要なときだけ家族や周囲とつながれる点も特徴です。無理なく続けられる仕組みだからこそ、日常の中に自然に取り入れることができます。

70代は、「まだ大丈夫」と「念のため」がちょうど交差する年代です。何かが起きてから慌てるのではなく、普段の生活を見える形で残しておくことが、これからの安心につながります。
見守りサービスは、そのための一つの選択肢といえます。


ー心配するよりまず予防。70代、80代に向けた日々の暮らしとフレイル予防
ー60代、70代の親に向けたこれからの見守りサービスとは


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